税理士の仕事は周囲の支えも必要

税理士の仕事は周囲の支えも必要
税理士の仕事というのは、自分の努力も必要ですが、家族や周囲の人たちの支えが時として必要となってきます。そして運も必要です。税理士試験というは、難しくて有名です。もちろんスムーズに合格する人もいるでしょうが、何年もかかって合格する人の方が多いのです。試験は1年に1度です。無我夢中でがんばって資格を取得します。資格を取得するまでの道のりは非常に険しいといえます。
受験時代というのは専門家になるための試練ともいえますが、この試練があるからこそ、税理士としての仕事ができるといえます。税理士として活躍するための糧になるのは間違いないのです。
税理士の資格を取得したら、税理士として活躍するためにさらに勉強は続きます。税の専門家として社会に貢献すること、やりがいを見出すことが大切です。どんな仕事にもメリット、デメリットはあります。税理士にもあります。ただ、税理士というのは一生モノの仕事です。育児をしながら税理士の仕事している人もいますし、顧客の外部取締役になる人もいます。限られた時間で働くなかで、人との出会いを大切にしていくことで仕事の幅も広がっていきます。
税制はめまぐるしく改正されて、現状維持を考えていたら、とてもついていけない世界ともいえます。自分をアップデートするという意欲も大切です。中小企業のパートナーとして頑張っていくならば、経営者へのアドバイスができる試算表を作ることも必要です。
中小企業の財務というのは、経営者の勘みたいなものに頼っていたところがあります。そこを財務のセオリーというものを理解してもらって、資金調達など、安定した経営体制を整えられるようにするのも税理士の仕事だと思います。