地図における日本経緯度原点

地図における日本経緯度原点

地球上で位置を知りたいと考えたときに重要なファクターとなるのが経度や緯度、標高でしょう。日本では、測量ができるだけ容易となるよう経度や緯度の基準となる「日本経緯度原点」があり、標高では「日本水準原点」と呼ばれるものが決められています。

具体的には、日本経緯度原点は東京港区に、日本水準原点は東京都千代田区永田町にそれぞれ設置されています。もし何らかの変更があった場合は、基本となる地形図では、枠外に記載された「測量履歴」に表示されることになっています。

これら見直しの原因となったGNSS(全地球航法衛星システム)のような人工衛星などを使用しての測量技術導入に伴う変更は、現在では高いレベルにまで到達していることを考慮すると今後見直しがあったとしてもそれは大きな地殻変動を伴う自然現象によるものに絞られるのでは、というのが大方の見方とされています。

また、地図作成に伴い良く使われる技術に関しては以下サイトからも知ることが出来ます。

参考サイト:地図作りの流れを学ぶ | データや素材を上手に活用しましょう