コロナパンチが自動運転に与える影響

コロナパンチが自動運転に与える影響

コロナパンチが自動運転に与える影響

コロナウィルスの世界的なパンデミックから、延期が決まった東京オリンピックには、世界中が驚きましたが開催国として日本国内への経済的・精神的衝撃は計り知れません。日本の文化や魅力を世界に発信できる大きなチャンスを迎えることに、多くの人々や産業が一丸となって労力を積み上げ準備してきました。オリンピックへの出場の権利を勝ち取った世界中の選手たちへの影響も含めると、オリンピック延期への衝撃は、全世界中で計り知れない規模のものがあります。さらには東京オリンピック開催に向けて、国内の各産業がビッグプロジェクトとして様々な計画を練り上げていたものが、一旦、お預け状態となってしまいました。日本国内のビッグプロジェクトの中に、自動運転が可能な自動車技術の世界への発信がありました。選手村などの特別エリアでの自動運転バスの走行が各メディアでも話題となっていましたが、オリンピックの延期とともに、このような日本の自動車産業の最新技術のお披露目の場も失ってしまったのです。コロナウィルスの影響は、日本だけではなく世界各地において緊急事態として、人々の暮らしに暗雲が立ち込めているのですから、オリンピックが延期になろうともこれまで積み上げてき技術やテクノロジー開発の明るいニュースが、世界の人々の生活を良い方向へ導いてくれることを願うばかりであります。2015年、首相が東京オリンピックに向けて2020年には自動運転が人々の生活圏を走行し、様々なサービスを提供しているであろうと宣言していました。当時友人は、このような首相の宣言を耳にしたことから、合宿免許の申し込みを考え直していましたが、思い切って免許を取得しておいて良かったと、昨日、おもむろに連絡が入りました。東京オリンピック延期は予測できなかっただけに、今後の経済的、精神的な余波が気になるところですが、自動運転技術の国内普及の遅れにペーパードライバーの友人が反応していたのは、私としては驚きでもありました。